
「FXと努力」(笑)
いかにも閲覧数が上がらないような記事タイトルをつけた。
今回の内容は玄人向け。
素人で万年FXで勝てないような人は「この動画を見るだけでFX勝ち組になれる!」みたいなのを見ちゃう。
もしくは、娯楽感覚で「含み損●千万円!」「●千万円の損失!」みたいなショッキングなタイトルの動画を見ちゃう。
もしくは、イケボのお兄さんとか可愛いお姉さんがトレードの解説してる動画とか見ちゃう。
そういうレベルからは早く脱しないと。
そして、娯楽感覚ではなく、真剣にトレーダーとして成長できる人にならないと。
まずは僕自身のFXトレーダーとしてのスペック
過去と現在のトレード成績
まずは、僕自身がどんな人なのかを話す。
僕は2012年から専業トレーダーをしている。
ただし、厳密に言うと「●年から専業です」という境目は曖昧だ。
会社を辞めただけでは専業ではないだろうし、ネットで内職をコツコツやって食いつないでた時期もある。
トレーダーとしての資金も「だんだん増えていく」のが普通。
その途中で「まあ、このへんから専業と名乗ってもいいかな」みたいな感じで専業になった、というのが正直な所。
現在のトレードの成績は、以前にFX勉強会のブログに書いた。
だいたい年間3千pips。今年はもっと少なくする予定。
pipsを少なくして枚数(ロット数)を上げる感じ。
昔は「やんちゃ」していた。若気の至り。
何億とかお金をトレードしたりとか、月間1000pipsとかムダなことをやっていた。
そういうのはリスクが高かったり疲れたりする。
現在では「年収数千万円」レベル。
その努力、自分のしたい生活に見合ってますか?
トレードで何十億・何百億稼ぎます、みたいな
そしてドバイに豪邸を、みたいなナントカ翼さんみたいな
そういう人生は自分には合わないと感じる。
例えば、シンガポールで富豪の集団でフェラーリを乗り回して、みたいな動画がyoutubeにある。
でも、ああいう気取った人達の中に自分は入りたくないと思う。疲れるから。
一度その動画を見てみるといい。気持ち悪いと思うだろうから。
僕は日本の片隅で、100%自由に、お金の不安なく暮らしていければそれでいい人間。
最近した最も高価な買い物は50万円のマッサージ機。
次点は5万円のルンバ。これで十分。
お手伝いさんに来てもらって家事をしてもらって楽に生活をしている。これで十分。
FXトレーダー「努力とかお金が加速していく感覚」
FXで数百万円から1千万円超えはすぐ。
僕のFX勉強会の中でも、「これまで全く勝てなかったのが勉強会に入って数十万円とか数百万円勝てるようになりました」という人がいる。
それが1千万円近くになると「ある感覚」が起こる。
エレベーターに乗る感覚。体がヒュッと上がる感覚。おちんちんがキュンキュンする感覚。
自分の体験談なのですべての人には当てはまらないかもしれないが。
こんなに儲けちゃって大丈夫かなぁ、と思う半面「成功している」という成功感、というか高揚感がある。
儲けちゃって大丈夫なんだよね。
その「大丈夫かなぁ」のフィルタを外すと、1千万円はすぐに超える。
1千万円を超えたら数千万円、人によっては数億、すく行く。
FXと努力曲線、そのギャップ
年間数百万円レベルも達していないトレーダー(僕は負けトレーダーと呼ぶが)は、そのレベルにすら達していない。
以前に成長曲線(努力曲線?)の話をした。
努力に対しての成長ってのは、直線じゃないんだよね。
これだけ努力したからこれだけ成長します、じゃないんだよ。
相場と同じように「押し戻り」がある。人生楽ありゃ苦もあるさ、みたいな。
もっと正確に言うと、指数関数みたいな曲線になる。
そこには「ギャップ」が生まれる。「これだけ頑張ったのに成長しない」という。
なのでその時期というのは「つまらない」よね。
収入で言うと数万円とか数十万円、もしくは2~3百万円レベル。
で、それ以上になるとさっき僕が言った「エレベーターおちんちんキュンキュン」の状態になる。
スッと上がっていく。
「FXと努力」の話、例外もある
世の中には14年も専業FXトレーダーをやって、毎年2~3百万円しか稼げない、という可愛そうなトレーダーもいる。
でもね、これは「自業自得」なんだよ。
- トレーダーが努力をしなくなってスキルアップが停滞する
- 「これくらいの年収でいいや」とストップをかける
- プライドが高すぎて新しいことを学べない
そうすると、当然それ以上伸びない。
トレーダーのレベルによる。
僕みたいに「年間数千万円で満足」というのであれば、それを今後何十年と継続していい。
年間数千万あれば人生楽しく生きるのに十分でしょう。
でも、年間数百万円レベルだったらどうか? そんな人生楽しい?
「FXトレーダーは年間2~3百万円稼げればいいんです」とか、そんな嘘っぱちは、僕はとてもじゃないけど人様には教えられない。